見られていますよ!「売主の印象」
室内を見る際、その部屋の第一印象が大事だという話をしてきました。
しかし、印象ということでは、もうひとつ大事なものがあります。
それが、売主の印象です。
というより、実は最も重要なことなのではないかと思います。
これもアンケート結果からですが、内見にいってその物件を購入しなかった方に、
「どうして購入なさらなかったのか」を質問したものに、
実に多くの方が「売主の感じが悪かった」、「売主の態度が悪かった」などと
回答されていたのです。
やはり人から人へと渡るものですから、
「人」の印象というものは大きな意味をもつのでしょう。
売主の印象は、すなわち家の印象になってしまうということなのですね。
かと言って、気に入ってもらいたいからと
必要以上に見学者に媚びる方もいますが、それは逆効果です。
たとえ、横浜市での暮らしに憧れて訪れた見学者様であっても、
嫌な印象を与えてしまっては、
購入すること自体を先延ばしにしてしまうことも考えられます。
不動産は大きな買い物ですので、メンタル面との連動性は必ずあります。
デパートで買物をしていると、店員がしつこくついて回って
落ち着いて買物ができなかったという経験をどなたもお持ちでしょう。
それと同じで、見学者の方は自分の見たいところを、
自分のぺースで見たいものなのです。普段どおりでいいのです。
ただ、普段どおりだからと言って、洗濯物や洗いかけの食器など、
生活感のにじむものを出しっぱなしにしたり、
パンツ一丁で部屋をうろうろとしたりしているのでは困りますが...。
見学の当日は、スーツやネクタイでいる必要はありませんが、
近所へ買物に出かける時くらいのレベルの清潔な服装と身嗜みをお願いします。
そして、親切で朗らかな対応をお願いします。
見学者は買主様、つまりゲストでありお客様なのですから、丁重におもてなしをしましょう。
もし、見学者様が地域に関する質問をされた場合に備えて、
横浜市での暮らしがもたらす、様々なメリットを考えておいてもいいかもしれません。
「都内へ足を運ばなくても、家族全員で楽しく過ごせる場所が多い」
「ここのスーパーは、近隣の他のスーパーよりすごく安い!」